そもそも、大地震は起きるのですか?

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そも大地震って起こるの?

【質問】そもそも京都で大地震って起きるのですか?

神戸で大きな震災が起こっていますし、関西はもう大丈夫なんではないですかね?

【回答】いつかは必ず起きますし、それは割と近い未来であるとされています。

例えば東海地方では、ずっと東海地震が起こると言われていて、何十年も前から備えが始まっていました。当店店主は現在49歳ですが、40年前後昔の小学校の頃は静岡県に暮らしていて、定期的に学校で防災訓練があったのを覚えています。頭にかぶる「防災頭巾」というのを学校に常備していて、普段はそれを座布団代わりに座席に敷いていて、いざという時には頭を保護するという取り組みが行われていました。それが静岡県民であった高校時代まで空気のように当たり前のことでしたが、大学で京都に来た時に、関西では全くそういう備えがなく、みんな「防災頭巾」すら知らないということに大きなカルチャーショックを受けたものです。当時は関西地方は地震のないところだ、という感覚があったのです。

ところが東海地震よりも早く、神戸で震災が発生。安全だと言われていた関西も、実はそうではなかったのです。

歴史上日本で大地震が起こらなかったところはありません

日本では歴史上たびたび大きな地震が繰り返されています。「古地震.net」というサイトでは、文献上日本最古の地震記録であるとされる西暦416年8月に奈良で起こった允恭地震以降、文献にある地震を検索できますが、そのサイトにある「最大震度マップ」という地図を見ると、ほぼ全国で大きな地震が起きているというのがわかります。なお、北海道の北の方などは小さな地震しかないことになっていますが、これも人が少なかったのと、時代が下がらないと文献に登場しないという理由だけで、地質的な調査をすると文献にない大地震があったと思われる痕跡があるそうです。

つまり、日本で大地震が起こらないなんて土地はないと思って差し支えないでしょう。

京都で起こるののはいつか

現在のところ、正確に、何年何月に京都で起きますよ、と言えるような予知研究はなされていません。しかし京都市近辺では、花折断層による地震が起こる可能性が比較的高いとされています。国の「地震調査研究本部」の「三方・花折断層帯」のページを見ますと、花折断層の中南部で地震が発生した場合、京都市域にも甚大な被害が発生することがわかります。

また、京都市のホームページにある震災対策のページの「京都市に大地震が起きたらどうなるの?」によると、花折断層以外にも多くの断層で被害が想定されていることがわかります。備えあれば憂いなし。屋根の葺き替えや増改築など、いつかしなくてはならないリフォームを、この耐震工事の補助金を受けて実施することで、少なくとも被害を小さく抑えることができます。ぜひ、手遅れになる前に地震対策を進めましょう。

花折断層地震で想定される被害
花折断層で地震が発生した場合、京都市では多くの被害が発生すると予測されています。(クリックで拡大します。)
出典:京都市ホームページ「花折断層を起震断層とする地震の被害について

 

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