一部分の葺き替えでも補助金はもらえますか?
28 4月, 2016
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【質問】屋根全部をするつもりはないのですが、一部分でも補助金の対象になりますか?
すべての屋根を工事しようと思うといろいろ大変なので、できれば一部分に止めたいのですが、それでも補助金の対象になるのでしょうか。
【回答】京都市の補助金の場合、基本的に全部する必要があります。
この補助金は、屋根のリフォームのための補助金なのではなく、耐震性を向上させるための補助金であって、その手段の中の一つに屋根のリフォームがあるという位置付けです。その視点から見てみる必要があります。
京都市では、耐震工事の補助金に二つの制度があります。一つは、「まちの匠の知恵を活かした京都型耐震リフォーム支援事業」。もう一つは、「木造住宅耐震改修助成事業及び京町家等耐震改修助成事業」です。
このうち、比較的手軽に受けられる「まちの匠…」制度の場合、例外部分を除いて屋根全体の葺き替え工事が必要です。例外部分とは、「ひさしなど、建物の構造に影響を及ぼさない部分」か、あるいはすでに軽量化されている部分のことで、それ以外は、2階の屋根も1階の下屋根も、すべて葺き替える必要があります。
また、もう一方の「木造住宅耐震改修助成事業及び京町家等耐震改修助成事業」では、事前に個別に耐震設計を行いますので、屋根を全部変えなくても良い設計をすれば全面を葺き替える必要はないのですが、実際には屋根の葺き替えは効果の大きい部分ですから、結局は全部葺き替える必要があるというところに落ち着く場合が多くあります。
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